2018/09/01 00:10

当社の商品は「介護」の観点から考えた商品開発をしています。

①「着やすく着せやすい」
言葉にすると簡単ですがその工夫は本当に苦労の連続。
着やすく着せやすいだけを考えるとデザインは今一つ。
デザインを重視すると「着やすく着せやすく」ではなくなってしまいます。
脱ぎ着し易いように大きいサイズにしてしまうと
着せやすくはなりますがただ大きいだけで
デザインも着心地もよくありません。
大きめデザインではなく、必要な部分に必要なゆとりを持たせる、
できるだけ邪魔にならないファスナーの位置の工夫、
開け閉めしやすい大き目ボタン等本当に細かい工夫の積み重ねで
「着やすく着せやすい」を実現しています。
それでも介護は十人十色。100%満足というのは難しいです。
可能な限り「着やすく着せやすい」商品を目指しています。

②「着心地の良い素材」
人は年齢を重ねると肌が乾燥して敏感になる方も多くなります。
介護が必要になると同じ衣類を長く着ていることも多くなります。
肌に直接触れる衣類。少し動くだけでも衣類は肌をこすります。
当社の製品は糸、染料も厳選した物を使用した綿100%素材
(一部アウター商品などは綿商品ではありません)。
できる限り肌への負担を軽減する素材を使用しています。

③「丈夫で長持ち」
当社の製品は糸、染料、縫製全て質を重視し素材から丈夫で
長持ちするものを使用しています。できるだけ長く愛用頂きたいからです。
素材だけでなく、必要な部分にゆとりを持たせることで通常の衣類より
布地も沢山使っています。
そうすることで脱ぎ着し易く無理な動作が軽減されます。
(無理に引っ張らずに脱ぎ着できることで布地が痛みにくくなります。)
また、へたり易い箇所への工夫や縫製に使用する糸も厳選し、
可能な限り丈夫で長持ちする製品になるようにしています。

素材、構造、縫製に工夫をこらして
できる限り丈夫であることを目指していますが、
介護は力が必要です。
慣れない状況に力任せに衣類を引っ張って
体勢移動をしてしまうことも有ります。
力任せに引っ張ってしまうと流石に裂けたり破れたりします。
(介助の際は衣類を力任せに引っ張ることは避けて下さいね。)

介護衣類を選ぶ基準は人によって異なると思いますが、
このブログ、ショップを見て頂いたのも何かのご縁。
一度商品をお試し頂けましたら幸いです。